古民家には家賃1万円以下の物件もあり!もし住めることになったら?
田舎に移住するにあたってまず考えなければいけないのが住居ですが、万が一、その地域が合わなかった時のことを考えるとすぐに引越しも可能な賃貸住宅から始めるのが賢明です。
賃貸住宅の中でも近年、注目を集めているのが古民家です。
最近では古民家再生というワードもよく目にするようになったことからも古民家に注目が集まっていることがうかがえます。
古民家というのは、築年数が経過した日本家屋全般のことを指します。
近年、高齢化の影響もあり、全国的に古民家の空き家も増えていて、月1万円以下といった格安な家賃で借りられる場合もありますし、中には年間家賃で1万円以下とか無料で譲渡してくれる物件もあるようです。
最近では古民家再生というワードもよく目にするようになったことからも古民家に注目が集まっていることがうかがえます。
ただし、家賃1万円以下の古民家の場合、ちょっとした田舎ではなく、過疎が進んでいるホンモノの田舎、いわゆるド田舎になります。
そういった物件の中には昔の農家そのものの家、いわゆる古民家もあるのですが、個人的にはどうせ田舎暮らしをするなら、古民家に住むというのもいいのかもしれないと思っています。
そこでここでは古民家のメリット、デメリットから探し方やもし借りられることになった場合にはどう行動するかを考えてみました。
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古民家のメリット・デメリット
田舎暮らしとは切っても切れない古民家ですが、古民家にもメリット、デメリットがあります。
どんなメリットやデメリットがあるのかを田舎の古民家に移住した先輩方から得られた情報をまとめました。
古民家のメリット
借りる場合で家賃1万円以下、買う場合も100万円以下も多数
夏はエアコンがいらないほど涼しい
古民家ならではの雰囲気は憧れの田舎暮らし感満載
部屋数が多く購入すれば古民家カフェや民宿などの運営も可能
他にも細かいメリットはたくさんありそうですが、メリット自体はそれほど注目する必要はないと思っています。
むしろもし自分が古民家に住むとなった場合、注目すべきはデメリットだと思っています。
古民家のデメリット
古民家のデメリットはこちらでも記載していますが、再掲しておきます。
建物自体が古いため大がかりなリフォームが必要
広くて気密性が保たれていないので冬の寒さはハンパない
田舎では虫が出が普通に家の中にも入り込んでくる
とにかく広いので掃除がめちゃくちゃ大変
古民家のメリットの中でも低予算移住で最も魅力的なのが格安ですが、安い家賃の古民家はそのままでは住めないような物件がほとんどなので、リフォームは必須と思っていた方がよさそうです。
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古民家の探し方
いずれにしても低予算移住にとって家賃が安い古民家は魅力です。
そこで格安古民家の探し方を調べてみました。
- アットホーム空き家バンク
- ライフルホームズ空き家バンク
- 空き家オールバンク
- JOIN空き家情報
- 古民家情報マッチング 古民家住まいる
- 田舎暮らし物件の総合サイト ビギンズ
- 田舎ねっと.日本
- SUUMO 移住・田舎暮らし
これらのサイトでは自治体からの空き家情報が検索できるようになっています。
基本的な検索の仕方は『地域』を選択することで物件一覧が表示されます。
サイトによっては表示された物件を『価格・金額が安い順』に並べ替えることもできます。
移住したい地域が決まっているのであれば、その地域に出向き、自らの足で空き家を探し回ります。
もし気になる空き家が見つかれば、近隣の方などにその空き家の持ち主などの情報を聞き、個人で交渉するという方法もあります。
格安古民家を探すためにはある程度の苦労も必要でしょう。
本来であれば、具体的な家賃1万円以下の物件情報も掲載しておきたいところですが、物件というのはいつ成約済みになるかわかりません。
家賃1万円以下の古民家物件もタイミングによっては見つからない場合もありますし、すぐに見つかる場合もありますので、最新情報を得るためには常にアンテナを張っておき、頻繁に探す必要があります。
自分で苦労して運良く格安古民家を探し当てれば、さらに充実した田舎暮らしができるのではないでしょうか。
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古民家を自分でリフォームする場合の行動計画
運良く格安古民家が見つかったと仮定した場合にデメリットの中で最も検討しなくてはいけないのがリフォームでしょう。
老朽化が進み過ぎていて、大規模なリフォームしなくてはいけない場合はかなりのお金がかかりますが、自分でコツコツやれば、あまりお金をかけずに安くできます。
そこで、もし自分でリフォームができるくらいの物件が見つかり、借りられることになった場合、どう行動すれば良いのでしょうか?
まず、日曜大工くらいしかしたことがない素人の僕はリフォームについてある程度の勉強する必要があるでしょう。
また、1人やもしくは夫婦2人でリフォームするとなると当然、時間もかかるので、その間の寝床はどうするかという問題も出てきます。
そこで自分で改装することを考えて、どういう予定で進めていけばいいのかを考えてみました。
まずは物件を見て、どこのリフォームを最優先させるかを考える必要があります。
そこで優先順位を決めて最初にリフォームすべき部屋に必要な材料を徐々に調達していくことになりますが、この時に役立つのはやはり軽トラックです。
リフォームの仕方などの本を読み、最低限の建築知識を付けます。
次にリフォームを始める時期は寒くなくて雨が少ない時期がいいですね。
最初にすることは寝床を確保することなので、寝室となる部分だけを1日かけて徹底的にリフォームします。
1日である程度、形になればその日はそこで寝られますが、もし1日で形にならなければ、屋内の安全な場所にテントを張って過ごすというのも考えておくべきでしょう。
幸い僕ら夫婦は夏キャンプはよく行っていましたので、テントでの寝泊りはまったく苦になりません。
そうやって生活に必要な場所の優先順位を決めて、ひとつずつコツコツ改装していけば、いつかは出来上がると思うので、素人でも不可能ではないような気がしてきました。
もっとも、ここでの話はあくまでも机上の空論なので、現実はどうになるのかはまったく未知数です。
とはいえ、それらの手間や経済的なことを考えると古民家を借りるのではなく、ちょっとリフォームすれば済むような普通の古い一軒家で家賃の安いところを探すのが50代以降の中高年には現実的なのかもしれません。
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