田舎暮らしをする人の考え方には種類がある!

僕は常に田舎、移住、スローライフなどのワードが頭の片隅にあり、気になったことを調べたり、すでに移住して田舎暮らしを始めている先輩方のブログやサイト、ニュースなどを拝見しては研究しています。

田舎の風景

そんなことをしていると「なるほど!これは参考になるなぁ」という内容と「ん?なんか違う…あまり参考にはならないなぁ…」という内容が混在していて、違和感を感じることがあります。

 

その違和感の原因なんなのだろうか?とずっと考えていたのですが、ようやく最近になって田舎暮らしをしたい人たちには考え方の違いがあるということに気付いたのです。

 

その考え方の違いを深掘りしてみると4種類の田舎暮らしのスタイルが見えてきました。

 

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4種類の田舎暮らしスタイル

田舎暮らしをするための移住の形態を考えていくとアクティブ移住パッシブ移住の2種類と勝ち組リタイヤ負け組リタイヤの2種類の合計4種類があると考えています。

アクティブ移住

アクティブ移住とは、自分や家族のこれからの人生を向上させていくために田舎暮らしを始める積極的な移住です。

 

パッシブ移住

パッシブ移住とは、今までの人生を振り返りながら、残りの人生をのんびり過ごすために田舎暮らしを始める消極的な移住です。

 

勝ち組リタイヤ

勝ち組リタイヤとは、会社に勤め上げたり、起業で成功したりしてたっぷりの退職金などの資金や資産を携えた上でお財布にも心にも余裕があっての移住です。

 

負け組リタイヤ

負け組リタイヤとは、老後のための貯金や資産などのお金を持っていない人が疲れた心と体の癒しを求めての移住です。

この4種類の移住スタイルは人によって組み合わせが違います。

勝ち組リタイヤのアクティブ移住

潤沢な資金があり、移住先でも積極的な人生を送る人

 

高齢者に多く、人生の楽園などのテレビ番組でもよく取り上げられる理想的な田舎暮らしスタイル。

 

勝ち組リタイヤのパッシブ移住

潤沢な資金があるが、移住先では静かに暮らす人

 

高齢者に多く、完全にリタイヤしていて好きなことして暮らしている悠々自適な田舎暮らしスタイル。

 

負け組リタイヤのアクティブ移住

資金はあまり無いが、移住先で一花咲かせようとする人

 

若い夫婦などに多く、移住支援を利用したりして積極的に移住先に溶け込もうと努力する田舎暮らしスタイル。

 

負け組リタイヤのパッシブ移住

資金もあまり無く、低予算で田舎に移住して節約生活を送る人

 

若い独身者に多く、お金は自分が食えるだけの生活をしながらひっそりと自分の時間や生き方を大切にしている田舎暮らしスタイル。

田舎暮らしを始めた方々を調べてみるとこんな感じでグループ分けができるのではないかと考えています。

 

図にするとこうなります。

田舎暮らしスタイル4種類

自分がどのポジションで田舎暮らしを始めたいのかを見極めることが重要で、そのポジションに合った情報を得ていくことが移住を成功させる鍵となるのではないでしょうか。

アクティブ移住とパッシブ移住、勝ち組リタイヤと負け組リタイヤは管理人の造語なので、一般的に使われていないとは思います。ふとしたことから田舎暮らしをしたい人の考え方にも種類があることがわかり、その種類を端的に表していると思ったのがアクティブ移住とパッシブ移住、勝ち組リタイヤと負け組リタイヤというワードでした。また負け組というワードには悪いイメージがありますが、あくまでも自分を揶揄しているだけで他意はありません。

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年齢と目的と資金で変わる田舎暮らしの考え方

一言で田舎暮らしと言っても、年齢や目的、資産状況などによってまったく違うんですね。

 

年齢から考えてみると若い人たちの移住の目的は、自分や家族が充実した人生を送るためにこれからの生活を田舎で過ごしたいという気持ちで移住を考えている場合が多いようです。

 

そういう方々が発信している情報を見てみると、移住の予算は1000万円とか、住宅はこういう感じにしたいとか、地域住民との交流とか、移住先での役割などその地域の一員になって、村おこしをしてやろうという気満々なんです。

 

田舎暮らしの情報を発信しているお役立ちサイトなどもよく拝見させてもらっていますが、やはりこういったやる気満々の方たちを応援するような内容が多いですし、移住支援をしている自治体の情報を見ても『年齢〇〇歳まで』などこれからの地域を支えてくれそうな人たちだけが対象なんですね。

 

こういった積極的な移住をアクティブ移住としています。

若い夫婦

それに対して、僕のような中高年になると移住の目的が、老後は気疲れする社会生活とは切り離れて、のんびりとした生活を送るためになります。

 

そういった方たちが田舎に求めるのは、地域住民との交流や過疎地の発展などではなく、自分の人生を振り返りながら、ひっそりと生活してゆっくり人生を終わらせていくことだと思うんです。

 

そのためには、めんどくさい人付き合いなどはなるべくしたくありませんし、今までよりも生活水準を下げる覚悟でいますから、収入などは生活できる最低限の水準でいいんです。

 

このような消極的な移住をパッシブ移住としています。

シニア夫婦

どちらも田舎暮らしということには変わりませんが、目的がまったく違うわけですから、一方にとっては役立つ情報でももう一方にとってはまったく不必要な情報ということになるんですね。

 

さらに田舎暮らしのための資金があれば、好きな家に住んで好きなことをして悠々自適な生活が送れますが、資金が無ければ、住む場所が変わっても収入を得るための方法も考えなくてはいけません。

 

つまり僕の感じた違和感の原因は“田舎暮らしへの考え方の違い”だということがわかったのです。

 

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Bライフが田舎暮らしの理想!

田舎暮らしのための移住に種類があることを踏まえた上で考えますと、僕が田舎暮らしをしたい理由は、老後のスローライフですから、やる気満々のアクティブ移住ではなく、明らかにパッシブ移住です。

 

さらに田舎暮らしのための資金はまったくありませんから、明らかに負け組リタイヤです。

 

その気持ちをどういう風に表現すればよいのかわからなかったのですが、僕の考え方をそのまま実践している方を見つけました。

 

その方は田舎に安い土地を購入して、自分で小屋を建てて、ローコストで生活している方で、書籍も出版しているようです。

Bライフイメージ

そのあたりの事情が詳しく書かれているのが『寝太郎ブログ』です。

 

ここに掲載されているワードに『Bライフ』というものがあるのですが、これがまさに僕の考える田舎暮らしにぴったりでしたので引用させていただきます。

安い土地を買って、そこにテントを張るなり、ダンボールハウスを作るなり、自分で小屋を建てるなりして住んでしまおうというライフスタイルです。ホームレス以上、一般市民以下、「土地持ちホームレス」くらいの気持ちで、誰にも文句を言われずにいつまでも寝転がっていられるローコスト生活を志向しています。

 

「Bライフ」とは当ブログ管理人の作った造語で、ベーシックライフ(固定費を抑えた必要最低限の生活)、ベイビッシュライフ(素人が試行錯誤で遂行できる生活)、ぼっちライフ(一人で立ち上げ一人でやりくりできる自己完結的な生活)、B級ライフ(普通の賃貸暮らしをA級とすれば、B級生活)、ビギニングライフ(自分の人生の原点・出発点。いつでもここに戻ってくればいいと思える拠点)、ボヘミアンライフ(心身ともにノマド的・非定住的であるための拠点の確保)、などを意味しています。

出典

ここに書かれていることがそのまま僕の田舎暮らしの目的でもあるので、とても共感したのです。

 

特に『ホームレス以上、一般市民以下、「土地持ちホームレス」くらいの気持ちで、誰にも文句を言われずにいつまでも寝転がっていられるローコスト生活』という言葉には思わず「それ!」と声を出してしまいました。

 

まとめますと田舎に移住して小屋で暮らす!これが僕の理想としている田舎暮らしですし、田舎暮らしラボでも取り上げていきたい移住スタイルでした。

 

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小屋暮らしの理想と現実

田舎に移住して小屋で暮らす!という移住スタイルが僕の理想だと感じたので、小屋暮らしをするための情報を調べていく内に現実が見えてきました。

 

それは『50代以降の中高年が新たに小屋暮らしを始めるのは厳しい』かもしれないということです。

 

まず貯金もない状態での低予算移住ですから、土地を購入するにも確実に山奥になります。

 

山奥の安い土地であれば数十万円で購入できる場合もありますので、一見、問題ないように感じますが、それまで日曜大工くらいしかやったことがなく、建築関係にまったく関わったことのない素人が山奥の土地を整地して、自力で小屋を建てるのはかなりの重労働になることが予想されます。

 

仮に建築の知識を覚えたとしても、何ヶ月もかけて小屋を作り上げる気力が続くか不安です。

日曜大工

若い人であれば気力も体力もありますので、山奥の土地にテントを張り、寝泊りして小屋を作ることも耐えられるでしょうけど、50歳を超えると目に見えて体力も落ちてきますし、そもそもゆるい感じのパッシブ移住ですから、そこまでがんばる意味が見当たりません。

 

また山奥の安い土地ということで、水道や電気、ガスなどの生活インフラの整備がされていない場合もあります。

 

その場合、行政などとの交渉などもできる可能性もあるとは思いますが、そこまでするのであれば元々、生活インフラが整備された土地を選んだ方が賢明です。

 

水や電気などの生活インフラすらも自力で確保するといったドラマ『北の国から』のような移住は年齢的にやはり厳しいと思います。

さらに中高年にとって意識しておかなければいけないのが、病気や体調不良などの健康面です。

 

若い頃は気にも止めていなかった健康に関すること全般が歳を取るとカラダのあちらこちらに不調が出てきますので、イヤでも意識せざるを得ない状況になります。

 

例えば、腰や膝が痛い、肩こりがひどいなどの痛み系から、高血圧、糖尿病など生活習慣病系など、さまざまな体調不良に見舞われる場合も多いです。

 

そういった健康の不安を抱えながら、人里離れた山奥の自作小屋で暮らすのはリスクが高いのではないかと考えるようになりました。

 

これらのことから、理想は小屋暮らし、現実は賃貸住宅が妥当かなと考えるようになりました。

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